■素早く入居者が決まるかどうか

当たり前ですが、「入居者がいない期間」=「家賃収入が0の期間」ということになりますよね。つまり入居者が決定するまでの期間に比例して、本来得られるはずの家賃収入の損失が大きくなるということです。

借主の募集のかけ方や、何社の不動産屋と提携するかなどによって入居者が決まるまでの期間は変わってきます。こういった点を事前によく確認しておきましょう。

 

■どんな人が入居するのか

リロケーションということは、あくまで「数年後には自分たちが戻って住む」ということが前提にあります。通常の賃貸であれば、自分が住むわけではありませんので、多少経費がかかることはあってもそこまで家の傷みなどは気にする必要はないでしょう。しかしリロケーションとなると、やはり傷や汚れは最小限に留めておきたいところですね。

 

「家を大事に扱ってくれるかどうか」という点はやはり入居者の質によって変わってくるのですが、質の良い入居者を希望するのであればやや高めの賃料設定にする、募集の仕方を工夫するなどということが必要になります。このような点をしっかりと事前に話し合い、また要望を伝えておくようにした方が良いでしょう。また、入居者が退去する際にどういった対応で原状回復するのかということもしっかり確認しておくべき事項です。

 

■会社の経験値をチェック

リロケーション自体、実はまだスタートして10年にも満たないシステムなので、経験値の少ない会社があるのも事実です。これまでに扱ってきた数が少ないと、アクシデントが発生した際の対応力に不安が出る可能性も高くなってしまいます。

 

やはりリロケーションとしての取り扱い物件が多かったり、過去に扱った経験が多かったりする、経験値の高い会社の方が何かと安心して任せられる会社と言えるでしょう。

 

■戻る時期の予定変更への対応は?

リロケーションということは海外や地方への赴任等がある方がほとんどでしょうが、こういった赴任の任期ははっきりと決まっていないことももちろんあります。また、決まっていてもその時になって多少前後してしまうこともあるでしょう。

 

予定変更で戻ってくることになった時、連絡してから再入居までどれくらいの期間が必要なのか。また、万が一その時貸している人がすぐに退去してくれない場合、どういった対応になるのか。こういった点は、忘れずに事前に確認しておかないといざという時に焦ってしまうかもしれません。

 

■シミュレーション査定は話半ばに見ておこう

リロケーションを考える時にネットから調べる方も多いと思います。ネット上では、自分の条件だと家賃収入はどれくらいになるのか等、シミュレーションで査定をすることができるところも多くあります。しかし、あくまでシミュレーションはシミュレーション。実際の賃料は、周辺の相場などから考察し、更に期間限定での賃貸となることも考慮して、価格が決定されていきます。

 

実際の金額は周辺環境などを調査しなければ確定しないので、シミュレーション価格だけで会社を比べて選んでみても、実際は全く違う結果になるということもあり得るのです。

 

■最後に頼りになるのは営業担当者

大事な持ち家を一定期間預け、様々な対応をしてもらうのは担当の営業マンです。相談からトラブル発生の際まで、何かとお任せすることが多い人物ですから、営業マンに対する直感の印象は大切にした方がいいかもしれません。

 

あまり詳しく説明をしてくれなかったり、話が通じなかったりするような人の場合は避けた方が無難でしょう。やはり家のことですから、信頼できる人物に担当してもらう方が何かと安心です。