■日本とアメリカのリロケーションは違う?

「リロケーション」とは、一時的な転勤などで家を空ける状況になった際、期間限定で貸し出しをすることです。いずれ戻るつもりだから手放したくはないけれど、使わない期間がもったいない…というケースに、家賃収入を得ることができるため便利なシステムですね。

 

日本では、国内もしくは海外転勤をすることになった場合、新居の手配やビザの取得、飛行機等移動手段の用意などは自身で(もしくは勤務先の会社で)行うことがほとんどです。ですので、日本での「リロケーションサービス」は、純粋にそれまで住んでいた家を一定期間貸し出す、という点に特化しています。

 

アメリカでの「リロケーションサービス」は日本とは少し内容が違い、転勤に伴って発生する様々な手続き、相談などをまとめて請負うサービスとなっています。どういうことかと言うと、アメリカで転勤が決まった際にはまずリロケーションサービスの会社に連絡をして、持ち家の貸し出し(あるいは売却)だけではなく、新居の用意や引っ越し準備、ビザや移動手段の用意から税に関わる相談、子どもの学校の相談まで総合的にサポートしてもらうのが一般的です。

 

ですので、日本とアメリカでは同じ「リロケーション」でも、それが指すサービス内容の範囲が異なるのです。

 

■リロケーション会社の仕事

その名のとおり、リロケーション会社がリロケーションを行います。日本の場合は転勤等で持ち家を貸し出す時のあらゆる手続きを請け負ってくれます。現在は不動産会社がリロケーションサービスも開始することが多く、中でも大手だとリロケーション専門の子会社を作って業務を行うことも多くなってきています。

 

リロケーション会社は、持ち家を賃貸に出す際の家賃の見積もりから、入居者募集を行う・リフォームが必要であればアドバイスをする・家賃のやりとり・定期点検・トラブル時の対応・そして持ち主が戻った際の各種手続き・作業まで全て請け負ってくれます。

何かと煩雑な借主とのやりとりやアドバイスまでやってもらえるので、持ち家を置いて転勤する方にとっては非常に有り難いサービスですね。